幸せの日々。

MeseMoa.を好きになってからの記録。

アーティストとその終わりと、大切なこと。

多くのことには、終わりがあります。
アーティストも、そうです。

つい先日の℃-uteさん解散ライブに、多くの方が色んな想いを抱えてるのを見ていました。
私自身は℃-uteさんにあまり馴染みがなかったのですが、それでも彼女たちがどれだけ愛されていたかが分かりすぎるほど分かるTLを眺めていて。

あおいくんの、1ファンとしての言葉と

 

1アイドルとしての言葉に

いつの間にか泣けてた…

 

私にはもう二十年以上好きで応援してるバンドがいて。
彼らは、私がまだ今よりずっと多感な年齢だった頃に解散をした。
ソロもあったから決して自暴自棄になったりはしなかったけれど、その時の記憶は私の中からほぼ完全に抜け落ちています。

解散とは、衝撃のことです。

それが受け入れられても、そうでなくても、ファンに大きな影響を与えてしまうことは否めない。
彼らの解散後、私はメンバーのソロライブに通ってバンド応援してた頃とは違う楽しみ方を見付けました。
それでもバンドとしての再開をまだ心のどこかでうっすら信じてた。これがファン心理ってやつなんだと思う。

そして解散から7年が経って一夜限りの復活をして
復活の一夜から3年経って本格的再始動。
そこからゆるやかにまたもう7年が経った。

ここまでずっと好きでいられたことは、ファンとしてとても幸せなことだった。
今の時代バンドの復活劇って結構一般的なものになったけど、それでもやっぱり二度と集結しないことのほうが多いよね。
解散とは違うけど、天寿ではない死別も私は数度経験している。
だから感謝の気持ちを常に持てるほどに愛せることは、アーティストとファンのとても美しいかたちの一つだと思うんだ。

 

さて、話は戻るけれど、何事にもいつか終わりは来る。
どういう形であれ。
生きていて、それぞれの想いをもった人が複雑に関わりあっているんだから。
SMAP解散したときも改めて思ったこと。
こんな国民的なグループの終わりなんて想像したことがなかったのに。

ジャニーズさんは年を重ねてもまだまだ活躍してる方多いけど、アイドルさんって、ほかのバンドさんよりもその特性上解散後の再始動ってしにくいんじゃないかなと個人的には思う。
企画での復活とかではなくてね。

過去に最愛バンドの解散を経験して、アイドルの復活へそういう印象を持ってるからこそ、MeseMoa.好きになってからも私はうっすらそういう覚悟的なものは芽生えてきてるのかも、と℃-uteさんの解散を機にふと思った。
あくまで個人の想いであって、もしその時が来るのなら、号泣は必至だけども。

だから、あおいくんの言葉はファンとして本当に心に響いた。
「幸せだ」って思える応援を。
自分に出来る応援の仕方なんて限られていて。
全通とかは出来ないけど、行けるライブに足を運ぶことは出来る。
幸せなことに、それをご本人に直接伝える術も今はある。

ただ、今どうしてもライブに行けないんだっていう時期も、生きていればやっぱりある。
受験、就職、仕事、病気、結婚、出産、子育て。
だから「出来る範囲内」で、「自分なりの」応援を。
そこにマナーは忘れずに、彼らを愛して行きたいなと思う。


真面目な話になってしまったけれど、思ったときに思いのたけを。
めせもあ。岡山ライブに向かう電車の中で。